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量子耐性のある仮想通貨まとめ

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

湯本

量子コンピューターは、非常に計算速度の速いコンピューターです

以前「量子コンピューターが仮想通貨を滅茶苦茶にしてしまう脅威」という記事をご紹介させていただきました。
計算能力の高い量子コンピューターが登場することで、今後「暗号化されたブロックチェーンの情報も読みとられてしまうのではないか?」と言うものです。

今後、量子コンピューターに耐性を持った仮想通貨の価格が大きく上昇するかもしれません。
そこで今回は、そんな量子耐性を持つ仮想通貨をご紹介していきたいと思います。

量子耐性を持つ仮想通貨へ注目が集まる

量子コンピューターは、従来のコンピューターと違って量子力学的な重ね合わせを用いて並列的に計算を行います。
従来のコンピューターの1億倍の計算速度で暗号解読ができ、仮想通貨の暗号化も解読されてしまうのではないか…という予想が以前からささやかれていました。

そんな中、量子耐性を持つ仮想通貨が、注目を集めはじめます。
キッカケとなったのは、実業家・堀江隆文氏のツイッターの発言です。

「現在はまだ脅威にはならない」というのが通説でしたが、堀江氏のこの発言により、徐々に量子耐性を持つ仮想通貨へ注目が集まりはじめました。

量子耐性を持つ仮想通貨

それではさっそく、量子耐性を持つ仮想通貨をご紹介していきたいと思います。
量子耐性のアイデアは多岐にわたります。一つ一つをしっかり把握しておきましょう。

Cardano(ADA) カルダノ

通貨名/通貨単位Cardano/ADA
発行上限450,000,000ADA
公式サイトhttps://www.cardanohub.org/en/home/
ホワイトペーパーhttps://whycardano.com/jp/

 

量子耐性のある仮想通貨として、まず最初に名前の上がることの多い仮想通貨Cardano(カルダノ)。
Ethereum(イ―サリアム)や、BitSheares(ビットシェアーズ)などで有名なチャールズ・ホスキンソン氏が開発に携わったことで注目を浴びた仮想通貨です。
Ethereumよりも高度なスマートコントラクト技術が備わっていると言われており、業界の次世代を担う銘柄とも言えるでしょう。

Cardanoが公開しているロードマップ内では、量子耐性についても言及されており、新たなやり方を採用したトランザクション方式を追加すると発表しています。

IOTA(IOT) アイオ―タ

通貨名/通貨単位IOTA/IOT
発行上限2,700,000,000 IOT
公式サイトhttps://iota.org/
ホワイトペーパーhttps://www.iotatoken.com/IOTA_Whitepaper.pdf

 

量子耐性のある仮想通貨として、早くから注目を浴びていた仮想通貨IOTA(アイオ―タ)。

量子コンピューターが仮想通貨に与える最も大きな脅威は、その暗号解読速度の速さです。
従来のコンピューターではあまりに時間がかかりすぎるため、現実的に仮想通貨の暗号解読はできないと言われていましたが、量子コンピューターは圧倒的な計算速度でその通説を覆そうとしています。

IOTAは暗号解読するための項目(ノンス)が他の仮想通貨とは違うため、量子コンピューターを用いても暗号解析にかかる時間は従来のものとほとんど変わらず、安全性の高い暗号と言われています。

Quantum Resistant Ledge(QRL) クォンタム レジスタント レジャー

通貨名/通貨単位Quantum Resistant Ledge / QRL
発行上限65,000,000 QRL
公式サイトhttps://theqrl.org/
ホワイトペーパーhttps://github.com/theQRL/QRL/blob/master/QRL_whitepaper.pdf

 

量子コンピューター問題に対する解決策として作られたQuantum Resistant Ledge(クォンタム レジスタント レジャー)。
量子耐性に重点をおかれ開発された初めての仮想通貨とも言えると思います。

現在、量子耐性のない仮想通貨が新たにその技術を導入しようとする際、ブロックチェーンネットワークを一定期間停止するほどのソフトフォークを行う必要があります。
ソフトフォークが行われたあとも、既存のコードとバランスを保つためにメンテナンスが必要と言われており、もともと量子耐性を持って生まれたQuantum Resistant Ledgeのような仮想通貨には大きなアドバンテージがあります。

Shield(XSH) シールド

通貨名/通貨単位Shield / XSH
発行上限660,000,000 XSH
公式サイトhttps://ShieldCurrency.com
ホワイトペーパーhttp://www.shieldx.sh/SHIELD.docx.pdf

 

高い匿名性を持ち、量子耐性もあるということで話題になっているShield(シールド)。
現在公開されているロードマップによると、Lamport、Winternitz、BLISS署名などを用いて耐量子アルゴリズムを実装しようとしているとのことです。
他の仮想通貨に比べて早くから量子耐性を視野にいれた開発が行われていたようで、注目が集まっています。

Neo(NEO) ネオ

通貨名/通貨単位Neo / NEO
発行上限100,000,000 NEO
公式サイトhttps://neo.org
ホワイトペーパーhttp://docs.neo.org/en-us/

 

Ethereumと同じスマートコントラクト技術を採用した中国産の仮想通貨NEO(ネオ)。
Maicrosoft社も開発に携わっているということで、非常に注目度が高まっている仮想通貨です。

NEO開発会社は、大手金融企業アリババなどと提携し、富士通や三井住友UFGが加入するブロックチェーンコミュニティ「Hyperledger(ハイパーレジャー)」にも参加しています。
世界的なブランド力で高い信頼を獲得し、新たなICOプラットフォームとして注目を集める、まさに次世代の仮想通貨といった感じですね。

公式サイトで量子コンピューター対策について言及しており、「我々は最も信頼できる耐量子コンピューターロジックを持っている」と書かれています。

Nexus(NXS)ネクサス

通貨名/通貨単位Nexus / NXS
発行上限78,000,000 NXS
公式サイトhttp://www.nexusearth.com/
ホワイトペーパーhttp://whitepaperdatabase.com/nexus-nxs-whitepaper/

航空宇宙産業との連携も視野に入れているとされる仮想通貨Nexus(ネクサス)。
「Nexus Earth(ネクサス・アース)」と呼ばれる独自ネットワークを構築することで、誰もが平等に利用する事ができる新たなプラットフォームを作ろうとしています。

Nexusで用いられる鍵は一回きりしか使えず、1024ビットのハッシュデータをしている事で、すでに量子耐性を持った仮想通貨だと言われています。
公式に量子コンピューターについての言及がなかったため、もしかしたら量子耐性は偶然の産物なのかもしれません。

HShare / Hcash(HSR)エイチシェア / エイチキャッシュ

通貨名/通貨単位HShare(Hcash) / HSR
発行上限84,000,000 HSR
公式サイトhttps://h.cash/
ホワイトペーパーhttps://h.cash/themes/en/dist/pdf/Hcash+Whitepaper+V0.8.1.pdf

量子耐性を持った仮想通貨の中で、現在でも非常に安い価格でやりとりされているHShare / Hcash(エイチシェア / エイチキャッシュ)。
どこも採用していない先進的な技術が多く採用され、公開されるまで非常に長い時間がありました。

BLISSを採用した量子耐性を採用し、すでに実装済みのようです。

Aidos Kuneen(ADK)エイドスクニーン

 

通貨名/通貨単位Aidos Kuneen / ADK
発行上限25,000,000ADK
公式サイトhttps://aidosmarket.com/
ホワイトペーパーhttp://adk.works/jp/adk_whitepaper_tmp.pdf

ブロックチェーンとは異なる技術を採用した仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスク二―ン)。
専門の販売所でのみ購入出来るというスタンスで始まった、一風変わった仮想通貨です。

ブロックチェーンの代わりに「i Mesh」という技術を採用しており、その名の通り暗号をメッシュ(網目)のような構造で記録しています。
これにより暗号解読にかかる時間を飛躍的に伸ばし、スケーラビリティ問題対策にも繋がっています。

長らくホワイトペーパーが未公開だったこともあり、草コインのような扱いをずっと受けていましたが、量子耐性についてのロードマップが公開されたことで一気に人気を集めています。
日本でもAidos Kuneenを購入した投資家が資産を20倍にしたということでニュースに取り上げられていました。

まとめ

今回は、量子耐性のある仮想通貨をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
今後、量子コンピューターが悪意のある人物に使われるようになれば、現在の暗号通貨市場は崩壊するとも言われています。
これから生まれる仮想通貨には否応なしに量子耐性が求められることになるでしょう。

投資家の皆さんも、今のうちから量子耐性のある仮想通貨についてしっかり学んでおいたほうが良いと思います。