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盗んだXEMを複数アドレスに分散! ハッカーの狙いは追跡をかく乱か?

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

現在も、問題の解決が急がれる仮想通貨取引所CoincheckのXEM大量流出問題。
Rin, MIZUNASHI (JK17)さんというホワイトハッカーが、ネムの仕組みを応用して流出先であるアドレスにマーキングすることで犯人を追跡したことが話題になっています。

一時は、ウォレットアドレスを追跡することで、犯人の打つ手を封じたように見えましたが、1月31日から複数回にわたって犯人のウォレットアドレスから、別の19個ものウォレットアドレスにXEMが送金されたことがわかりました。

盗んだXEMを複数アドレスに分散 狙いは追跡をかく乱するため?

流出先のアドレスの取引履歴を見てみると、31日夜の時点で計19ものアドレスに段階的にXEMを送金しています
犯人がXEMを分散したのは、追跡をかく乱することが目的だと言われています。

ブロックチェーン推進協会の平野洋一郎代表理事はこう語っています。

犯人が資金移動の方法を模索している可能性がある

流出したXEMは、どこかの取引所などを使って現金化する必要があります。
Coincheckとネム財団は、国内外ほとんどの取引所に既に連絡をしており、どこかの取引所を利用して換金すれば足がつくため、実質犯人はXEMを換金できないのではないのかと言われています。

ハッカーの目的はXEMを盗むことじゃない?

ハッカーの目的はXEM自体を盗む事ではなく、「盗難事件によってXEMの市場価格を操作しようとしたのではないか」という意見が随所で見られます。
これに対してNews Topicsというネット番組のWeekly Bitcoinというコーナーで、メディアアーティストの落合陽一さんがこんな発言をしていました。

流出問題が明るみに出る前に、XEMの価格は異常な変動をしている。犯人ならそのタイミングを事前に知っていた可能性があり、儲けられることは可能

文言はわかりやすくしていますが、大まかに言うとこのような内容の発言をされています。
また落合さんは「最悪、内部の人間の可能性ある。色んな意味で慎重になるべき事案」というような発言もされており、事件に新たな見方が出てきました。

事態が進まなくなってきたせいか、各SNSでも様々な憶測が飛び交っている状況です。

大切なのは、リスクがあると認識すること

Coincheckを利用していた一人として今回の件で大きく学んだのは、仮想通貨取引所というものにもっと慎重になるべきということです。
仮想通貨業界はまだ未成熟であり、法整備も不完全な現状では、投資家個人の危機管理能力を高める必要性があります

ハードウォレットの購入を検討したり、取引所を選ぶ際に細心の注意を払うなど、投資者側も「リスクがある」と認識し、しっかりリスクマネジメントを行っていくのが大切ですね。